📓 『カタカムナ』 全80首の意味−第72句の解説



『カタカムナ』 全80首の意味−第72句の解説


『カタカムナ』も、残り8句になりました。

一つ一つの句が、驚きと興奮に満ちたモノばかりとなり、
ここから最後にかけての解説は、全てクライマックスが続きます。

この句では、

おお偉大なる神!! ここから神話が始まる!!
という驚きの声とともに『日本神話』の始まる天地創造の瞬間! 矛と天が交わった瞬間のことを解説しています。

。 『カタカムナ』 全80首の意味−第72句の解説

『カタカムナ』 全80首の意味−第72句の解説   📓 【原文】
 。 『カタカムナ』 第72首 

ソレマ アマウツシ アウ ホコ アメ  オホ カムナガラ! アメノハシマリ!! ココロワク ヤマ コブ ワケ ヒトミトリ ムスヒメ ヒネ カムナガラ…… ウツシ タマイキ コトサキ ワレメ

 【漢字に直すと?】
  『カタカムナ』 第72首  -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

其れ間そ ま 天写し 会う ほこ あめ おほ惟神かむながら!! あめはしまり!!! 心 く 山瘤訳やまコブわけ(わき水の出る山の起伏) 人見摂ひとみとり 結ひ目むす め ひね 惟 神かむながら…… うつし たま いき 事先コトさき 割れ目

 🔎 【この句の意味は?】
  『カタカムナ』 第72首  -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

天地創造の瞬間 矛と天が交ソレマ アマウツシ アウ ホコ アメわった おお偉大なる神!! ここから神話が始オホ カムナガラ アメノハシマリまる!! 驚いた! すぐに生命の息吹がココロワク吹き渡り 空飛ぶ鳥からの世界のように、山のカタチすら美しいヤマ コブ ワケ人の姿も神に似せヒトミトリ結び目ムスヒメ(天地の境界線)ヒネると 神の『分けつ御霊』が人の身体カムナガラに入った! 天の降ろした『光の柱』から神の転写がウツシ タマイキどんどん進み みるみるうちに生命活動がみなぎっていく! この世界は、すべて神の作ったコトサキ ワレメものだった……

。 神話の『天地創造』のお話は事実だったのか?

おのころ島 『天地創造』の瞬間のお話です。 原文を見ると、確かに天地創造の描写の時に『矛』って言ってるんですよね。 子供の頃、『児童文学』としての『古事記物語』を読んだときは、
雲の上のイザナギ&イザナミが天の日矛で海をかき混ぜて、おのころ島を造った……
という描写に 信憑性の薄い描写。当時の迷信か? と冷めた目で見ていたものの、『カタカムナ』の原文を見ると、確かに『古事記』の描写に近い形で書いてある。 本当に、古代の神官や巫女に対して、神様が同じ話を語っていたことになる。   ・    ・  今まで得られた情報をつなぎ合わせてまとめると……

高天原の神々の世界で『地上の原型』を先に造っていた。 それが、模型みたいなミニチュアセットなのか? それとも、パソコンのデータのようなモノか? そこまでは読み取れなかったが(人に読み取られては困るモノらしい) なんらかの『導入プロセス』が、高天原の中で行われていた。 そしてそれを、光と霧の柱を通して、地上に転写した。 その時のことを、「天と矛」が出会ったと言っているので、おのころ島より先に『小豆島』は存在していたことになる。

  ・    ・  どうも、神話の世界としての『天地創造』は、ゼロから世界を造ったという描写ではなく、 元々世界の原型があるところに対して、神が特別な魔法の地を造ったっぽい。 (島の出現ではなく、島に対して神気を入れて聖地にしたということなのかもしれない)
神話の起点は、『特別なイベント発生日』が起点
ドラクエ3で言うなら、ゲームのスタートが『勇者オルテガの子の16歳の誕生日』から始まるみたいなもので、『日本神話』のスタートも、縄文以前の日本のことには触れず、おのころ島を造った日が、日本神話の起点だぜ! って認識でおそらく合っていると思う。 ここからは推測モードですが……

高天原(親)から地上(子)へ環境コピーが行われた。 そして、起動する…… 矛&天のLOGOが画面に現れた! 成功だ!! その後の動作チェックも想定通り!! おお神!! やったぜ!!!

……ということなのでしょうか? 推測モードなのは、数回アクセスを試みたモノの、神様に拒否されたのです。(人に読み取られては困るモノらしい) なので、これ以上は私でも分からない。 NEXT『カタカムナ』 全80首の意味−第73句の解説




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